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Symbian platform : ウィキペディア日本語版 | Symbian platform[しんびあん ぷらっとふぉーむ]
Symbian platform (シンビアン・プラットフォーム) は、ノキアによって開発・管理されているスマートフォン向けに設計されたオープンソースのオペレーティングシステム (OS) およびソフトウェア・プラットフォームである。2009年初頭まで英国シンビアンが開発していたSymbian OSの後継とされ、2010年2月から2010年12月までシンビアンファウンデーションからオープンソースコードとしてリリースされていた〔 http://www.watblog.com/2010/02/06/symbian-os-now-fully-open-source/ 〕。 シンビアンファウンデーションのWEBサイトは2010年12月に閉鎖され、過去のソースコードやドキュメントをダウンロードすることはできなくなった。今後のオープンソースコードについてはノキアからリリースされる予定。 ==歴史== ノキア、NTTドコモ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、シンビアンのコントリビューションによりSymbian OSの資産はその核であるS60のプラットフォームおよびUIQと MOAP (S)のユーザーインターフェイスの一部を含んだソフトウェア資産であるシンビアンプラットフォームに統合された。2009年4月にシンビアン・ファウンデーションの正式な発足により、シンビアン・ファウンデーションが率いるコミュニティ活動によって普及活動が2010年9月まで行われた。 シンビアン・ファウンデーションではコミュニティによる開発モデルを採用していたが、ノキアが事実上の開発会社であった。 シンビアン・ファウンデーションは、2008年6月に最初に発表された。その目的は、OSIの下で、なおかつFSFが承認したEclipse Public License (EPL)の下でシンビアンプラットフォーム全体のソースを公開することだった。ただし、Symbian OS 内のコンポーネントの一部が第三者からライセンスされていたのでそれらのコンポーネントは EPL で完全なオープンソースとしてリリースができなくなった。その代わりに当初のオープンソースには多くの使用制限のあるシンビアンファウンデーションライセンス (SFL)で公開され、シンビアンファウンデーションの会員企業でのみで使用できることになっていた。 シンビアン・ファウンデーションはシンビアンプラットフォームをEPL下のオープンソースとして 2010年2月4日にリリースの完了を発表したが、シンビアン・ファウンデーションによるオープンソースコードの配布などのコミュニティ活動は2010年12月に終了した。シンビアンファウンデーション解散後はノキア・シンビアン・ライセンス(NSL)にてノキアから日本のOEM向けに限り公開している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Symbian platform」の詳細全文を読む
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